プロアスリート

皆さん、お元気ですか?

竜馬にとって今シーズン最終戦である”2016 ダンロップスリクソンワールドチャレンジテニストーナメント”が終わりました。結果は準優勝で、良い結果で最終戦を締めくくれたと思います。

振り返ると、シーズン序盤はオーストラリアンオープンから調子を上げ、マイアミではマスターズ初勝利をするなど、飛躍が期待されたシーズンでもありました。しかし、6月頃に右肘の違和感を覚え始め、診察を受けたところ、良い状態で早期復帰する為には、手術が妥当という判断の元手術をしました。

手術をお願いしたのは、横浜南共済病院スポーツ整形外科部長である山崎医師でした。山崎医師は、私の前職横浜DeNAベイスターズのチームドクターも務めている方で、数多くの野球選手を中心に、肩肘などの手術を担当し、その腕には定評があります。実際、術後の経過もトレーナーの私がびっくりする程良好でした(勿論、竜馬の努力の甲斐もあるのは当然ですが)。

リハビリ期間中は、本当にしんどかったと思います。選手生命を掛けた一大手術という程度ではありませんでしたが、”復帰後、また同じようなプレーが出来るのか!?” ”本当に復帰出来るのか!?”など不安との闘いだったと思います。

しかし、常に前向きにリハビリや患部外トレーニングに黙々と取り組む姿勢は、まさに”プロアスリート”そのものでした。

復帰後、中々試合勘が戻らず苦労しましたが、楽天オープン位から身体も気持ちも少しづつフィットしてきて、最終戦の結果に繋がったと思います。

どのような職業でも、責任を持ち、職務を全うする大変さは同じですが、プロアスリートは、全て自己責任で戦っていかなくてはならないタフな職種だと思います。しかし、その大変さを乗り越え、コートやフィールド上で躍動する事により、数えきれないくらいの人々に感動を与える事が出来る素晴らしい職種でもあると思います。

私もこのようなプロアスリート達の少しでも役に立るよう、日々成長をしていきたいと思います。

引き続き、来年以降の竜馬の応援宜しくお願い致します!!