股関節の使い方が勝敗を分ける

皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

 

今回はトレーニングを指導するに当たっての、基本的な考えを書こうと思います。

 

現在、アスリート(野球、サッカー、テニス、ダンサー等)のトレーニング指導をしていますが、共通項として、”どのように股関節を上手に使い、スムーズな運動連鎖に繋げるか”がメインのテーマになっています。

 

野球の右投手の場合、軸足となる右股関節から左股関節へのスムーズな体重移動、テニスの右利きのフォアハンドの場合、オープンスタンスでの右股関節から左股関節への横への体重移動等、競技や動作の違いはあろうとも、基本的な股関節の使い方は同じです。

 

以下基本的なトレーニングの流れです。

 

1. 柔軟性(可動域)向上:

右利きの場合は特に左股関節のハムストリングスと外旋筋群のタイト感が顕著になる 

2. 体幹 & インナーマッスル機能強化:

特に中臀筋と内転筋群

3. 荷重感覚の強化:

自体重やメディスンボールなどを使用したメニュー

4. 競技に特化したトレーニング:

例) 投手→投球動作, テニス→フォアハンド動作 など

 

以上を常に意識して、選手たちのパフォーマンス向上と正しい身体の使い方を覚えてもらい、傷害予防の取り組みを行っています。

競技の練習に打ち込む事はもちろん必衰で、最低限の技術を持ち合わせなければ、なかなかベストなパフォーマンスが発揮出来ないのは当然ですが、今まで気づかなかった身体の癖や、間違った身体の使い方等をトレーニングすることにより、改善し、更なる技術向上が期待できると思います。

 

是非、皆さんには一度体感していただきたいと思います!!